【カメラ】富士フィルムX-T30のアイテムまとめ!

富士フィルムのミラーレスカメラ、〝X-T30〟を使い始めて半年がたちました。

使い勝手と、持っておきたいアイテムをまとめました。


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【FUJIFILM】X-T30は、初心者に十分すぎるカメラだよ

2022.4月にX-T30に買い換えたのですが、以前は〝Nikon D5200〟を3年ほど使っていました。

第一印象は軽いです。

全然違います。

重量は、790g→693gと、100g程度軽くなったのですが、このカメラの使いやすさのポイントは重量ではありません。

サイズ感です。

D5200はいかにも〝The カメラ〟感のあるデザインで、玄人感はあふれていました。

それに対してX-T30は、スッキリとしたデザインなので、シンプルに使いやすいのです。

X-T30は2019年3月に発売されたモデルで、カメラの心臓ともいえるイメージセンサーは、〝C-MOS 4センサー〟というのですが、プロでもない限り気にする必要はないスペックです。

お散歩がてらにバッグにしのばせて、気持ちが向くほうへシャッターを押す。

こんな感じのスタンスであれば、X-T30は優秀です。

それにくわえて、やっぱりカメラは軽いほうがいいですよ。

カメラを手にしながらウロウロしていると、シンプルに疲れてくるんですよ。

ちょっと休憩と近場のカフェへ行き、一服が終わったらお写んぽはおしまい、となるのが関の山です。

撮りたい目的が明確であるプロであれば、ハイスペックで重量のあるカメラとなってしまいますが、カメラで撮った写真を、インスタやブログ、お散歩がてらの趣味として使う分にはオススメですね。


【X-T30】SDカード

カメラを買い替えるということは、1枚当たりのデータ量が増えるということでもあります。

以前使っていたカメラと比較すると、画素数が増えることになるとおもうので、相応のSDカードが必要となってきます。

カメラのスペックと見合わないSDカードを使うと、いろんな場面で時間を使うこととなりかねないからです。

1枚撮ったら待たされて、2枚目撮ったら待たされて…やってられないじゃないですか。

SDカードにもスペックがあって、カメラの性能と見合ったものを使うことが重要です。


おすすめSDカード:SanDisk Extreme [microSDXC UHS-I カード]

このSDカードを使っている理由は、コスパがいいからです。

写真を撮るためにX-T30を使っているので動画はとらないのですが、4K動画は高画質の写真をつなげたものなので、SDカードのスペックとしては十分。

RAWでサクサク撮りたいので、スペックの妥協はありえない!けど、比較的値段も抑えたいというビギナーにはおすすめします。

64GBで大丈夫なの?と思うかもしれませんが、大丈夫です。

容量の目安として、1GB=100枚と覚えてください。

64GB=6400枚…6400枚ですよ?

SDカードの容量の目安
  • 128GB=12800枚
  • 256GB=25600枚
  • 512GB=51200枚
  • 1TB=100000枚

御覧の通り、手にあまってしまうわけですよ。

というわけで、容量の大きいSDカードは〝動画向け〟ということです。

でも、容量マックスまでつかって撮れなくなるのは…という繊細さんは、256GBあたりでどうでしょう?


【X-T30】ストラップ

カメラを使って写真を撮るのって、疲れないスタイルを確立していくことが重要だとおもっています。

というか、自然に使わないアイテムを持ち歩かなくなります。

リュックをしょって、首からもカメラをさげる。

そりゃ疲れますわ。

ぼくの場合は、ネックストラップを使わなくなりました。

そしてネックストラップの代わりは、ハンドストラップになりました。


おすすめハンドストラップ:ETSUMI & Coleman ハンドストラップ

X-T30は、ハンドストラップ一択です。

落下防止はもちろんのこと。

負担が首から右手になるわけですが、首からぶら下げているよりも、手持ちのほうが楽ですね。

コンパクトなうえに軽いので、普段は指先でつまむように持ち歩いています。

生地は厚みがあり弾力があるので、着け心地はこすれるような感じではないです。

取り外しが簡単なので、気が向いたら洗濯してます。


【X-T30】レンズフィルター

レンズフィルターは、普段使っているレンズ守るためのガラスカバーです。

普段使いしていれば表面が汚れてくるので、それを守ることが役割です。


おすすめレンズフィルター:15-45mmレンズキット用 UVカットフィルター

シンプルに手入れが楽になりました。

X-T30の標準レンズは、表面が球状になっています。

レンズの表面をふきあげると、ふきむらが残るときがあるのですが、コーティングされているレンズフィルターを装着することで、これが解消されます。

さらには、装着させると表面がフラット状になるので、気が向いてサッとふきあげるときに楽なんですよね。

コーティングのおかげで、ふきあげた時の滑らかな感触はいいかんじですよ。


【X-T30】フード

レンズフードは、フレアを抑えるための道具です。

レンズに入り込んだ光が乱反射をすることで、写真にやたらと明るい部分ができてしまうときがあるのですが、これをフレアといいます。

自分、フレアも表現の一種なんで!という方には、無用のたまものです。

レンズの構造上、レンズに対してまっすぐ入ってくる光は、そのままイメージセンサーにとどきます。

レンズに対して急な角度の方角から入り込んだ光は、何枚も連なるレンズを、跳ね返りながらイメージセンサーに向かうことで、できてしまう現象なんです。

入射角がキツイ光を防ぐためのツールがレンズフードです。

あとは、ぶつけた時のレンズ破損対策でもありますよ。


おすすめレンズフード:JJC XF1545

金属のレンズフードなので、持つとひんやりしてます。

軽量化をかねて肉抜きされてますが、半年つかったかんじでは、フレアにはまだ出会っていないですね。

1つ上の記事でレンズフィルターを紹介しましたが、レンズフィルターにも装着できます。

ですので、〝レンズ+レンズフィルター+フード〟という組み合わせは可能ですのでご安心を。


【X-T30】三脚

三脚はカメラを動かさないようにするためのツールです。

動かしたらぶれてしまう夜間の露光撮影とかなら必須ですが、今のカメラは性能がめちゃめちゃいいので、お写んぽさんたちにはあまり必要性は感じないと思います。

夜景とか滝の流し撮りは、さすがに無理がありますね。

とはいえ、夜景の撮影はマニュアルでの使い方をしらないとそもそも撮ることができないので、カメラの構造や仕組みを知るにはいい機会です。


おすすめ三脚:Manfrotto ミニ三脚 / Verbon BK3300

基本的に三脚をもちあるくことはないですが、一応2本もっています。

みょーんと伸ばせるタイプは、ふだん持ち歩いていません。

写真のテーマを決めていて、ちょっと三脚ほしいかも…というときは、手のひら大サイズの三脚を持ち歩くようにしています。

大きい三脚は持ち運び問題があるので、バッグに入ることがまず第一です。

高さはシンプルに2段階+足が延ばせるのみです。

どうしても高さがほしい!けど値段が高いのは…というのなら、3000円程度で手に入る三脚があります。

ただ、安いなりにきゃしゃです。

ということは、風でぶれたりします。

値段の張る三脚は、ある程度の重量を確保しつつコンパクトにできる、というのがポイントです。

値段も30000円と、10倍ほどはねあがります。

ビギナーさんなら感覚を養うことが大事なので、三脚はじめて!というのなら手を伸ばしやすいのでオススメです。


【X-T30】インナーボックス〈カメラ入れ〉

カメラを持ち運ぶときは、バッグの中にそのままいれるのではなく、インナーボックスに入れるようにしています。

レンズ部分への愛情ですね。

折れることはないにしろ、精密機器が出っ張っている部分なので、優しくあつかおうかなと。

同時に、カメラ周りの小物入れとしても重宝しています。


おすすめインナーボックス:ETUMI インナーボックス

ポイントは、バッグに入るサイズを買うことです。

バッグのサイズにもよるので、サイズを合わせて買ったほうがいいかもです。

好きな位置に張り付けることができる、仕切り用のフェルトが2つついているので、カメラのレンズ位置を合わせて、すぽっと入るようにしています。

空いたスペースに小物をドバっといれてるので、忘れ物はありえません。

インナーボックスに入れている小物
  • レンズを留めるための紙テープ
  • モバイルバッテリー〈Cタイプ・ライトニング変換〉
  • いつのまにか増えていったSDカード
  • 水玉をつくるためのスプレイヤー
  • バッテリーの替え玉
  • カメラバッテリーの充電器〈ミニUSBのAタイプ〉

空きスペースに小物をいれます。

カメラをすぽっと入れます。

自分で取り出しやすい位置にポジションを整えましょう。

ぼくがカメラを取り出すときは、バッグを左肩にかけている状態で、右手でバッグのファスナーをあけて、カメラを取り出す、という順序で体にしみついています。

小物を取り出すのもこのリズムでやっていますね。


【X-T30】バッテリー予備

バッテリーの替え玉は、1つくらいあってもいいかもしれません。

電源つけっぱでバッテリー0とか、充電したつもりだったが…とか、いろいろあるわけですよ。

充電満タンの予備を1つもっているだけで後悔しないのなら安い投資かなと。


おすすめバッテリー:NP-W126S

正直、中華性のバッテリーでいいかなともおもったのですが、ポチろうとしたタイミングで売り切れていたので、純正バッテリーでやりくりしています。

純正品3つ買えるんですよね。

型は合うので普通につかえるはずです。

純正品じゃなきゃ信用ならん!というかたはこちら。


【X-T30】充電器・チャージャー

X-T30本体を買っても、バッテリーの充電器はついてきません。

本体にUSB-Cをさして充電できるのですが、個人的にバッテリーで充電したいので持ち歩いています。

チャージャーを一緒に持ち歩くことで、満タンのバッテリーを使っているときに、玉切れのバッテリーを充電できるのでオススメかと。


オススメ充電器:NP-126S〈シングル充電・ダブル充電〉

ぼくはシングルタイプを使っています。

バッテリーチャージャーを持ち歩いているので、カメラを使っている間に充電されればいいだけなので。

バッテリーが足りなくなるケースは、寒いところでの撮影とか、星空の撮影とかですね。

ダブル充電はこちら。


オススメモバイルバッテリー:Anker 523 Power Bank〈タイプA・C対応〉

USBの差込口も、AタイプとCタイプの2つ対応しているのがありがたいんですよね。

AタイプよりもCタイプのほうがポートのスペックはいいので、1つはCタイプの差込口がほしいですね。

とはいえ、使い勝手がいいAタイプは必須です。

このモバイルバッテリーは、C→AとC→Cのコードはついているので、本体充電でいいよという方ならこれで間に合います。

ですが、ぼくみたいに充電器で充電もしたいよというのなら、A→miniAが必要です。

ほんと、互換性たまらん。

  • X-T30本体はCタイプなので、C→Cで本体高速充電.
  • A→ミニAの端子で充電器対応.

【X-T30】スプレイヤー

カメラ周りの道具にスプレイヤー?とおもうかもしれませんが、バカにできないマストアイテムです。

水をふきかけるだけで被写体に水玉ができるので、写真の世界観がガラッと変わります。


オススメスプレイヤー:ミストタイプのスプレイヤー

ポイントは2つです。

  • 100mlくらいのサイズ感であること
  • ミスト状になること

100mlくらいというのは、シンプルにもち運びやすいからです。

撮影ポイントに水道があればいいのですが、念のために家をでるまえに水をいれて目的地へむかっています。

ミスト状になったほうがいいというのは、よりきめ細やかな写真がとれるからです。

大きな水玉がとりたいなら、同じところに吹き続けることで水量が増していくので、水玉が大きくなります。

大きいサイズのスプレイヤーは、もち運びに邪魔だし、ブワット一気にでるので、個人的にはミストタイプを推しますね。


【X-T30】レンズ

ビギナーさんなら標準レンズをおススメします。

本体とのセット価格になっているので比較的リーズナブルということと、使い勝手がいいからです。

標準レンズというのはカメラ業界特有のいいまわしで、人の目で照準を合わせることができる程度を〝標準〟といっているのです。

標準レンズ以外は目の認識範囲を超えているので、広角レンズでめちゃめちゃ近くまで寄せることもできるし、望遠レンズでめちゃめちゃ遠くにピントを合わせることもできるというわけです。


おススメレンズ:TAMRON B061X / 18-300mm・F3.5-6.3

標準レンズは使い切った!というならおすすめのレンズが1つあります。

TANRONのB061Xというレンズです。

おススメする理由はシンプルに、広角も望遠も撮れるからです。

水玉の接写も撮れるし、標準レンズの範囲をカバーできるし、遠くのものもアップで撮れます。

マジで、なんでもこれ一本で撮れます。

ほかのレンズいらないじゃん!ってなりがちですが、一概にそうゆうわけにはなりません。

ポイントは、F値です。

F3.5-6.3というのはピントが合う範囲のことで、主張できる範囲ともいえます。

バードフォトグラファーなら、F値をもっと奥にしたいとか、ニッチな分野で活躍するニーズがあるんです。

このB061Xレンズが、間違いなく最強だぜ!といいたいところですが、フォトグラファーの環境次第だよね、といっておきます。

とはいえ、ほぼほぼ範囲をカバーできてしまうのは、シンプルに便利です。

レンズの交換の手間とかを考えたら、楽ですよね。

レンズ沼は、けっこう深いですよ。