美術品を撮影しよう!日本と海外でルールが違うので要注意!

ブログをやっていると、写真や画像をいれたほうがわかりやすそうだなぁ、というところはでてきます。

そんな時はどんな画像をのせますか?

著作権に関してこんなルールがあります。

美術作品は、アーティストが亡くなってから70年は守られる

この記事を書いたのが2021年なので、今から約70年前の1950年より前に亡くなっているアーティストの作品は、写真撮影OKということになります。

とても気に入った作品をつくった人がまだ生きていたり、亡くなってはいるけれども没後70年たっていないのであれば、それは著作権法違反となってしまうので注意が必要です。

撮影許可をとっていれば問題ないのですが。

海外の作品の場合は、各国のルールがあるのでさらにややこしくなってしまいます。

アーティストの没後100年ほどたっている作品は、著作権がきれているだろうから基本的にはOK、という感覚だそうです。

著作物の話でもう一つ注意しておきたいことがあります。

〝美術作品はありのままの状態を撮影したものをつかおう〟という点です。

撮影者の意図によって、ライトをあてて見え方を変えてみたり、立ち位置を変えてアングルを変えてみたり、正面から撮影したものの画像を編集ソフトで違うキャラクターにしてしまう行為は、本来の作品の状態からかけ離れた見え方になってしまって、二次的著作物となってしまう可能性があります。

二次的著作物としてみとめられてしまったら、70年以上たっている国内の作品の写真・画像であっても、著作権が認められてしまい違法行為となってしまうのです。

この御時世、画像の加工はアプリやソフトで簡単にできてしまうことなので気をつけましょう。

ややこしいのでまとめておきます。

  • 国内の作品は、70年以上たっていれば撮影OK
  • 海外の作品は、100年以上たっていれば撮影OK
  • 撮影条件を満たしていても、本来の作品の状態からかけ離れた見え方になってしまうものは、二次的著作物として著作権が発生してしまう可能性がある。

これらに気をつけて写真ライフを充実させましょう!

ブログなどで美術作品をのっけたいのであれば「パブリックドメインQ:著作権フリー画像素材集」さんはつかえますよ。

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